Windows 10 の診断、フィードバック、プライバシー

Windows 10 デバイスの状況は、診断とフィードバックによって Microsoft に送信されます。

Microsoft では、お客様が使用する Windows の診断情報を収集することで、問題の発見と修正、製品とサービスの向上、パーソナル化されたエクスペリエンスの提供に役立てています。 またお客様の声に耳を傾けるため、いつでも Microsoft にフィードバックをお送りいただけるようになっています。また、特定のタイミングに、何らかの機能がうまく動作しているかどうかをお尋ねする具体的な質問を Windows 10 に表示するなどの方法でもフィードバックをお願いしています。

収集されるデータと収集の理由

診断情報は、お客様の選択した設定 (基本/完全) に基づいて収集されます。 Microsoft では、このデータを基に、問題の解決や、製品およびサービスの改善に努めています。また、 [Tailored experiences] (エクスペリエンスをカスタマイズする) をオンにした場合、収集されたデータは、Microsoft 製品でのエクスペリエンスをカスタマイズするためにも使用されます。 このデータは Microsoft に送信され、固有の識別子と共に保存されます。これらの識別子によって、ユーザーやデバイスを認識し、デバイスのサービス問題および使用パターンを理解します。 設定として [基本] を選択した場合は、Windows デバイスを最新の状態に維持して保護するために必要なデータのみが収集されます。 [基本] データには、デバイス自体の情報に加えて、Windows とストアの更新プログラムの動作の正常性や、基本的なエラー データも含まれています。 [基本] レベルでは、次のデータが収集されます。

  • デバイス、接続、構成に関するデータ:
    • デバイスに関するデータ。プロセッサの種類、OEM 製造元、バッテリーの種類と容量、カメラの数と種類、ファームウェアやメモリの属性など。
    • ネットワークの機能および接続に関するデータ。デバイスの IP アドレス、モバイル ネットワーク (IMEI、携帯電話会社など)、デバイスの接続先が無料ネットワークと有料ネットワークのいずれであるかなど。
    • オペレーティング システムとその構成に関するデータ。OS のバージョンおよびビルド番号、地域と言語の設定、診断レベル、デバイスが Windows Insider Program に参加しているかどうかなど。
    • 接続されている周辺機器に関するデータ。モデル、製造元、ドライバー、互換性に関する情報など。
    • デバイスにインストールされているアプリケーションに関するデータ。アプリケーション名、バージョン、公開元など。
  • デバイスが更新できる状態か、更新プログラムの受信を妨げる要素が存在するかという情報。バッテリー残量の低下、ディスク容量の不足、有料ネットワークへの接続性など。
  • 更新が正常に完了したか、失敗したか。
  • 診断情報収集システム自体の信頼性に関するデータ。
  • 基本的なエラー レポート。デバイスで実行中のオペレーティング システムとアプリケーションに関する正常性データ。 たとえば、Microsoft ペイントやサードパーティ製ゲームなどのアプリケーションで、ハングやクラッシュが発生した場合にエラーが報告されます。

[基本] レベルで Microsoft が収集するデータについて詳しくは、 Windows 10、バージョン 1703 [基本レベル] Windows 診断イベントおよびフィールドをご覧ください。

[完全] データには、[基本] で収集されるすべてのデータに加えて、すべてのユーザーのために Microsoft が問題を解決し、製品とサービスを改善するための情報が含まれます。 [完全] レベルでは、以下の追加情報が収集されます。

  • デバイス、接続性、構成に関する追加データ。[基本] で収集されるデータを超える範囲のデータが収集されます。
  • オペレーティング システムとその他のシステムのコンポーネントの状態と、正常性に関するログ情報。[基本] で収集される更新および診断システムに関するデータに加えて収集されます。
  • アプリの使用状況。デバイス上で起動されたプログラムの名前、実行時間の長さ、入力に対する反応速度など。
  • ブラウザーの使用状況 (閲覧履歴や検索条件など)。
  • 手描き入力およびタイピング入力のわずかなサンプル。元の内容の再構築やユーザーとの関連付けにつながるような識別子、シーケンス情報、その他のデータ (名前、メール アドレス、数値など) は、処理によって取り除かれます。 下で説明されているように、このデータはエクスペリエンスのカスタマイズには使用されません。
  • 拡張エラー レポート。システムまたはアプリのクラッシュが発生したときの、デバイスのメモリ状態など (これには、問題の発生時に使用していたファイルの一部が意図せず含まれていることがあります)。 下で説明されているように、クラッシュ データはエクスペリエンスのカスタマイズには使用されません。

Windows をはじめとする Microsoft の製品やサービスと連携する製品およびサービスのトラブルシューティングを支援するために、Microsoft はエラー報告に含まれる一部の限られた情報をパートナー (OEM など) に提供します。 この情報の用途は、製品とサービスの修復または向上に限定されます。

[Tailored experiences] (エクスペリエンスをカスタマイズする) をオンにした場合は、上で説明した診断データの一部が、Windows やその他の製品およびサービスのカスタマイズに使用されます。 これには、Windows のカスタマイズと最適化に関する推奨事項と、Windows の機能およびサポートされているアプリ、サービス、ハードウェア、周辺機器に関する推奨および提案が含まれます。 たとえば、デバイスを最大限に活用できるように、ユーザーが知らない可能性のある機能や新機能について、情報が表示されます。 Windows デバイスに問題が発生している場合は、ソリューションが提案されることもあります。 ロック画面を写真でカスタマイズする、好きな種類の写真をもっと表示する、好きでない種類の写真を表示しないようにする、などの機会を提示されることもあります。 ブラウザーで映画をストリーミングしている場合、より効率的なストリーミングが可能なストア アプリが推奨されることもあります。 または、ハード ドライブの領域が不足している場合は、Windows から OneDrive オンライン ストレージ サービスを試してみるように推奨されたり、必要に応じて容量を追加購入するように推奨されることもあります。 データの範囲は、選択した診断設定が [完全] か [基本] かによって異なります。 たとえば、[完全] を選択した場合は、ブラウザーとアプリの使用状況がデータに含まれます。 ただし、エクスペリエンスのカスタマイズを有効にした場合も、クラッシュ、音声認識、入力、手描き入力のデータはパーソナライズに使用されません。

診断とフィードバックの設定を制御する方法

Windows 10 デバイスの最初のセットアップ時に、デバイスのプライバシー設定を選択する際には、[診断][基本] または [完全]をご覧ください。[完全] を設定すると、問題を解決して Microsoft の製品やサービスを改善するため、最大限のデータが Microsoft に送信されます。 [診断][基本] に設定した場合も、使用状況や発生したエラーに基づいて問題を解決し Microsoft 製品を改善するため、Microsoft にデータが送信されますが、送信されるデータの範囲は制限されます。 セットアップ時には、 [診断データを使用してエクスペリエンスをカスタマイズする][オン] または [オフ] に設定できます。 エクスペリエンスのカスタマイズが [オン] に設定されている場合、Microsoft の製品やサービスをお客様のニーズに合わせてカスタマイズできるよう、より適切なヒントやおすすめ情報を提供するために診断データが使用されます。 これが [オフ] に設定されている場合は、提供されるヒントやおすすめ情報が汎用的になり、関連性が低くなる可能性があります。

診断設定を変更するには:

  1. [スタート]  Windows ロゴに移動し、[設定] > [プライバシー] > [フィードバックと診断]をご覧ください。
  2. 次に [診断データと使用状況データ] で、必要に応じてオプションを選択します。 オプションが灰色で表示される場合は、ご使用のデバイスが職場や組織によって管理されている可能性があります。 その場合は、[フィードバックと診断] 画面の上部に "一部の設定が組織によって非表示になっているか、管理されています" というメッセージが表示されます。

診断データの設定を使用して、エクスペリエンスのカスタマイズを変更するには:

  1. [スタート]  Windows ロゴに移動し、[設定] > [プライバシー] > [フィードバックと診断]をご覧ください。
  2. 次に [診断データと使用状況データ] 以下で、[適切なヒントや推奨事項などユーザーに合ったエクスペリエンスが提供されるように、Microsoft に診断データの使用を許可します]をご覧ください。

場合によっては、お使いの製品またはサービスについて、評価やフィードバックが求められることもあります。 このようなフィードバックを求められる頻度を調整するには、 [フィードバックの間隔] の設定を使用できます。

フィードバックを自発的に送信するには:

  1. 検索バーに「Windows フィードバック」 と入力します。
  2. 問題点に関するキーワードをいくつか [フィードバックの検索] に入力し、Enter キーを押します。
  3. ご自分の問題が見つかったら、賛成票を投じます。 見つからない場合は、 [新しいフィードバックの追加] を選択し、フォームに記入します。