Microsoft プライバシー レポート - 2020 年 10 月
公開日: 2020 年 10 月
概要
Microsoft では、プライバシーは基本的な人権であり、すべての個人および組織に堅牢なデータ保護を提供するための取り組みが必要であると考えています。 個人データの収集方法および使用方法をユーザーが選択できるように製品、情報、コントロールを提供することで、この取り組みを進めています。 グローバル プライバシーに影響を与える重要な出来事の詳細と、個人データの収集を '必須' または 'オプション' に分類するための作業の更新情報について説明します。
グローバル プライバシー ニュース
新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) のパンデミックと 2020 年の前例のない出来事は、世界中の隅々に影響を与え、人々は今、変化した世界に生きています。 あらゆる国や地域の政府、公衆衛生当局、および産業では、社会を再び元に戻すための道筋を見極めるという、困難で重要な作業に取り組んでいます。 現代生活の他のすべての側面と同様に、これらの取り組みをサポートするためにデジタル テクノロジが使用されています。その多くは、個人の位置情報や健康状態に関する機密データが関係している可能性があるため、特別な注意が必要です。
この状況において、Microsoft では、 7 つの原則このパンデミックの収束に向けて世界が次の段階に移行する際に、弊社で実践するため、および、政策立案者、デジタル技術の開発者、およびその他のステークホルダーが考慮すべきこととして、以下の取り組みを採用しました。
- データを収集する理由、収集されるデータ、およびデータが保持される期間について透明性を保つことにより、意味のある同意を得ます。
- 公衆衛生の目的でのみデータを収集します。
- 最小限のデータを収集します。
- データの保存場所について、個人に選択肢を提供します。
- データをセキュリティで保護するために、適切な保護手段を提供します。
- 同意なしにデータや健康状態を共有することはなく、共有されるデータを最小限に抑えます。
- 緊急時に必要がなくなった場合は、直ちにデータを削除します。
テクノロジによるつながりにおいて安全性を維持する
このパンデミックは、人々の、友人や家族、同僚、教師、学生とのつながり方に大きな影響を及ぼしました。 COVID-19 に対する世界的な対応が進展するにつれて、世界中のコミュニティは、仕事、学習、生活の方式を変えてきました。パンデミックの初期の頃にはすべてが遠隔で行われていましたが、最近ではよりハイブリッドなアプローチが見られます。 そして、これらの変化を乗り越えても、プライバシーとデータ保護は、つながりを維持するために依存しているテクノロジにとって、依然として重要な考慮事項です。
Microsoft Teams は、どこからでもチャット、会議、通話、共同作業を行うことができるプラットフォームです。 そして、私たちは皆、私たちのコミュニケーションのプライバシーと機密性を大切にしているため、 Microsoft Teams の構築 と プライバシー, 高度なセキュリティ機能, コンプライアンス、そして 管理のしやすさは、 基本的な理念です。
Teams はまた、 組み込み機能多くの人々が自宅から複数の役割をこなしたり、新しいハイブリッドな職場や学習環境を受け入れ始めたりするときにプライバシーを保護するのに役立ちます。
大西洋横断データ フロー メカニズムの変更
Microsoft は継続的に 適切な保護が確実に実施されるように働いた データが国境を越えて流れるとき、Microsoft のお客様と Microsoft のビジネスの両方のために。 2020 年7月に、欧州連合司法裁判所 (CJEU) は、EU から米国に個人データを転送するための主要な法的メカニズムの1つである、EU - 米国間のプライバシー シールドを無効にしました。同時に、CJEU は、別のデータ転送メカニズムである標準契約条項 (SCC) を支持しましたが、次の条件があります。それは、SCC に、EU 内で保証されているものと本質的に同等のレベルの保護を転送先に提供する追加の保護手段が含まれている場合に限るというものです。
Microsoft は、EU から米国にデータを転送するために、補足措置によって強化された SCC に依存しています。Microsoft による補足措置の多くは何年にもわたって実施されています 6 つの主要なプライバシー原則. Microsoft のプライバシーの原則と対応する措置のいくつかを次に示します。
- セキュリティ: 以下の情報が使用されます お客様のデータへの不正アクセスに対するバリアを提供する、業界で認められている暗号化プロトコル.
- 強力な法的保護: 政府は顧客データに直接アクセスできません。 Microsoft は、法的有効性と適切性に関するすべての政府の要求を精査します。 Microsoft は、弊社のコミットメントを支持しない不適切と思われる政府の要求に対して、法廷を使用して異議を申し立てたという確かな実績があります。
- 透明性: Microsoft は、業務の透明性を提供するように努めています Microsoft プライバシー ステートメント このプライバシー レポート。および、さまざまな透明性レポートを通じて、他のエンティティにデータを公開する必要がある状況に関する透明性も提供するように努めています。 Microsoft では、デジタルの世界での透明性を重視しています。そのため、年末のレポートと通年の更新の両方を共有しています。 Microsoft が取り組んでいる、デジタルの信頼、人権、多様性と包括性、持続可能性について、その全容をご確認いただけます。 会社の社会的責任レポート ハブ. データ アクセスに関するプライバシーと透明性に対する Microsoft のコミットメントは、次のレポートによって明確になります。
必須データとオプションのデータ
Microsoft は、お客様が最適な選択を行うことができるように努めています。 そのために Microsoft では、サービスを実行し、サービスを安全で期待どおりに機能させるために必要なデータ、およびユーザーにオプションを提供して収集するデータについての透明性を高めるために行った作業に関する最新情報を定期的に公開しています。 これは、Microsoft サービスが収集する必須データおよびオプション データに関する 2 回目のレポートです。 初回のプライバシー レポートをご覧いただけます こちら.
データ使用に関する透明性を継続的に改善するための最近の作業に関するいくつかの重要事項を説明します。これには、ユーザーがオプションのデータをMicrosoft に送信するかどうかを選択できる Xbox の新しいユーザーコントロール、および、多くの Office 製品に新規に追加、更新または改善されたプライバシー管理が含まれます。
主要なオンライン サービスのデータ収集の方法に関する詳細は、各サービスについて提供されている詳細情報を確認してください。 以下の要約に含まれる情報は、新しいサービスの改善を反映するために必要な頻度で更新されます。そのため、これらの資料に定期的にアクセスしていただければ、データの使用に関する透明性を向上させるための弊社の継続的な取り組みについて理解を深めていただけます。