概要

Microsoft では、プライバシーは基本的な人権であり、すべての個人および組織に堅牢なデータ保護を提供するための取り組みが必要であると考えています。 Microsoft は、個人データの収集方法および使用方法をユーザーが選択できるように製品、情報、コントロールを提供することで、この取り組みを進めています。 ここでは、お客様のデータを保護し、お客様による個人データの管理と制御をサポートするための Microsoft の取り組みについて説明します。

データを保護する

Microsoft は、お客様とユーザーのデータを保護するため、法的要件を満たす以上の取り組みを行うことを継続的に説明してきました。 私たちは、公的機関と法人のお客様が、クライアントにサービスを提供し、サプライヤーと連携し、世界中の従業員を管理するために、データを定期的に国家間で移動させる必要があることを理解しています。 2020 年 7 月に欧州連合司法裁判所でシュレムス II 事件の判決が下された後、個人データの移行をサポートするための追加の契約上の防止措置を提供しました。 Microsoft の プライバシーに関する基礎的なお約束への重要な補足として、 お客様のデータを保護し、EU/EFTA 以外の政府または法執行機関から GDPR に反して個人データの漏えいを要請された場合に発生する損害をユーザーに補償するための Microsoft の 新しいステップが追加されます。また、お客様に提供している強力な保護をさらに強化します。

さらに、国境を超えるデータ フローにさらなる確実性を提供し、データの自由なフローを実現しつつ、 信用できる妥当なデータ アクセスを政府に与えるためのより広範なソリューションが見つかることを確信しています。

お客様の支援

Microsoft の使命は、世界中の人々や企業がより多くのことを達成できるように支援することにあります。 この使命を実現するには、ユーザー データに関する透明性と管理性をユーザーに提供することが不可欠です。 お客様は Microsoft プライバシー ダッシュボード を使用して、ご自分のデータを表示、エクスポート、および削除できます (場所によっては "データ主体の権利" と呼ばれています)。 全世界のうちの 60% の国でプライバシー保護法が施行されており、この法律の多くはデータ主体の権利を法制化したものです。 2018 年 5 月に Microsoft プライバシー ダッシュボード2018 年 5 月に導入されて以来、5100 万人以上のユニーク ビジターが、データを理解し制御するためにダッシュボードを利用してきました。

プライバシー ダッシュボードの開始以来 プライバシー ダッシュボードユニーク ビジターの数
(2018 年 5 月から 2021 年 2 月まで)
51,128,466
2020 年のユニーク ビジター数19,079,917
毎月のユニーク ビジターの平均人数1,549,347

ユニーク ビジター数の上位 10 の市場は一貫しており、米国は開始当時から全ビジター数の約 3 分の 1 (1900 万) を占めています。 厳格なプライバシー保護法が既に存在するか、新しく成立しつつあるインド、ブラジル、中国、日本、韓国を含む国も、一貫して上位の市場に含まれています。

ユーザー アクセスが多い上位の市場を示した世界地図

米国内で Microsoft は、2020 年に世の中を大きく変えた出来事からの衡平な回復を確実にするため、 プライバシー保護に関する 包括的な連邦法を要請し続けています。 カリフォルニア州は、 カリフォルニア州消費者プライバシー法 (CCPA) およびカリフォルニア プライバシー権利法 (CPRA) を制定することで手本を示しました。 ヴァージニア州もその先例に倣って消費者データ保護法を制定し、現在、その他多くの州も独自のプライバシー保護法の制定に向けて取り組んでいます。

お客様の声に耳を傾ける Microsoft の取り組みには、お客様が Microsoft の専属のプライバシー チームに問い合わせることができるようにすることも 含まれます。. Microsoft プライバシー チームは、毎月平均 900 件のプライバシーに関する問い合わせに対応し、製品やサービス全般でプライバシーを高める機能の導入に取り組んでいます。 多くの Xbox のお客様から Sea of Thieves のプレイタイム データへの アクセスについて一般的なリクエストをお聞きしたとき、ゲーミング サービス チームと連携して、このデータをさらに簡単に閲覧できるようにしました。

必須データとオプション データ

Microsoft は、お客様がご自分に最適な選択を行うことができるようサポートするよう努めています。 そのために Microsoft では、サービスを実行し、サービスを安全で期待どおりに機能させるために必要なデータ、およびユーザーにオプションを提供して収集するデータについての透明性を提供しています。

このレポートでは、Microsoft Teams における新しいプライバシー コントロールを通して Microsoft のデータ使用に関する透明性を改善するための最近の取り組みに焦点を当てています。 Teams によって収集された個人データが、他のマーケティング目的でユーザーをトラッキングするために使用されることはありません。 代わりに、お客様が提供するよう選択したすべての個人データは、製品の安全性とセキュリティを確実にしたり (必須の診断データの場合)、製品エクスペリエンスを向上させたりするために使用されます (オプションの診断データの場合)。

Microsoft の主要なオンライン サービスのデータ収集の方法に関する詳細は、各サービスに提供している詳細情報を確認してください。 以下の要約に含まれる情報は、新しいサービスの改善を反映するため、必要に応じて更新されます。そのため、データの使用に関する透明性を向上させるための Microsoft の継続的な取り組みについての理解を深めるため、これらの資料に定期的にアクセスしていただくことをお勧めします。

透明性

Microsoft は、技術への信頼の構築と維持に向けて真剣に取り組んでおり、その信頼の主要な要素が透明性であることを理解しています。 デジタルの信頼、人権、多様性と包括性、持続可能性に関する Microsoft の取り組みの全容は、 会社の社会的責任レポート ハブでご確認いただけます。.

Microsoft のデジタルの信頼レポートは、データおよびコンテンツの削除に関する政府および法執行機関からの要請への Microsoft の対応と、お客様とお客様のデータを保護するために実施している手順について理解するようお客様をサポートするためのものです。


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